Quint Dental Gate 歯科のコミュニケーションサイト

文字サイズ
標準
特大

トピックス


2017年4月27日

日歯連盟、記者懇談会を開催

講師に鶴見大教授の花田氏を招聘

ログインされますと、関連書籍が表示されます。
会員でない方はこちら
(※関連書籍がないトピックスは表示されません)

 さる4月27日(木)、グランドヒル市ヶ谷(東京都)において、日本歯科医師連盟(以下、日歯連盟、高橋英登会長)による記者懇談会が開催された。本懇談会は、日歯連盟が歯科以外の報道関係者にも歯科医療の現状や課題、最新のトピックスなどを正しく理解していただくために企画されたもので、今回で3回目となった。

 高橋英登会長による挨拶後、講師として招聘された花田信弘氏(鶴見大歯学部探索歯学講座教授)による「歯科疾患とがん・糖尿病など生活習慣病に共通するリスク因子は何か?」と題する講演が行われた。花田氏は、さまざまな病気の原因になっている慢性炎症について多数の資料を供覧しながらわかりやすく解説。現代の食文化が歯科疾患と生活習慣病の共通のリスク因子であるとし、生活習慣病における対症療法の限界についても言及した。そのうえで、多職種によるライフコースヘルスケアの考え方を示すとともに、歯科疾患と生活習慣病の発症を防ぐ歯科医療の果たすべき役割について強調した。

 その後、理事らと報道関係者による懇談が行われ、盛会となった。