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2017年7月20日

日歯連盟、時局講演会ならびに懇親会を開催

山田 宏参議院議員が歯科医療の重要性について講演

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 さる7月20日(木)、ホテル椿山荘東京(東京都)において、日本歯科医師連盟(以下、日歯連盟、高橋英登会長)による時局講演会ならびに懇親会が開催され、日歯連盟役員ならびに日本歯科商工協会会員を中心とする歯科関係者が多数参集した。

 本会は、歯科界のさらなる発展のために、連盟活動と併せて歯科関連企業との連携強化の重要性に鑑みて企画されたもの。会場では、高橋英登会長の主催者挨拶につづき、来賓として森田晴夫氏(日本歯科商工協会会長)が挨拶を述べた後、高橋会長と山田 宏氏(参議院議員)の講演が行われた。

 高橋会長は「歯科の未来は明るい」と題するテーマで、多数の資料とともに健康寿命を達成するためには歯科保健の充実が必要不可欠であることを強調。その中で疾病構造の変化への対応や指導・監査の問題、国民皆歯科健診制度の必要性などを挙げ、歯科を取り巻く諸問題の解決には、政治の力が必要であることを訴えた。

 引き続き、山田氏による「政治の力が拓く、明日の歯科界と日本」と題する講演が行われた。講演の中で山田氏は、平成11年から3期11年務めた杉並区長時代に歯科保健の充実に取り組んだことや、自身が座長を務める歯科口腔医療勉強会で取りまとめた安倍首相への提言が、さる6月9日の「経済財政運営と改革の基本方針2017(骨太の方針)」に盛り込まれたことなど、歯科保健医療の充実に向けて精力的に取り組んでいることを披露。最後には、医療費削減に寄与する歯科医療の役割に期待するとともに、歯科医療機器の海外展開やこれからの成長産業分野にするという気概をもって取り組んでほしいと、会場に参集した歯科関係者にメッセージが送られた。

 その後、別会場にて懇親会が行われ、歯科医療のさらなる発展に向けた有意義な意見交換が行われ盛会となった。