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トピックス


2007年10月28日

日本大学歯学部同窓会生涯教育2007

「歯内療法の常識と最新ストラテジー ―あなたが知らなかった、こんな根管治療の画期的治療法」開催

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 さる10月28日(日)、日大歯学部大学院大講堂(東京都)にて、日大歯学部同窓会生涯教育「歯内療法の常識と最新ストラテジー」(日大歯学部同窓会主催)が行われ、180名以上の参加者がつめかけた。
 鶴町 保氏(日大歯学部講師)は、歯内療法Q&Aとして、歯内療法のスタンダードを過去から現在の大学教育と最新の見解を比較しながら、歯内療法を「根管の拡大・形成」「根管の清掃・消毒」「根管充填」のステップに分けて整理・解説した。石井信之氏(神奈川歯科大教授)は、Ni-Tiファイルprotaperによる根管形成、超音波洗浄器ENACによる根管洗浄、インジェクション法による加熱軟化ガッタパーチャobtura2による根管充填により、根管の三次元形態に配慮した根管治療(3D歯内療法)などについて解説した。木ノ本喜史氏(大阪府開業)は、鶴町氏の前提に加えて歯内療法を成功させるのには「感染阻止」が重要なファクターであると述べ、根管の感染機会として、う蝕の取り残し、根管開放、仮封の不良、汚染物の挿入、修復後の再感染をあげ、臨床での各々の対策について詳説した。