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2017年8月23日

日歯、定例会見を開催

今後の歯科医療のあるべき姿を見据え、委員会を設置

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 さる8月23日(水)、歯科医師会館において、日本歯科医師会(以下、日歯、堀 憲郎会長)による定例記者会見が開催された。

 堀会長は挨拶の中で、8月25日(現地時間)からスペイン・マドリードで開催される第105回FDI世界歯科大会に出席することについて触れ、高齢社会における歯科医療や口腔保健のあり方、各国が抱えている歯科的課題などについて協議していくとした。日歯代表団は、参加国との会議や総会などの公式行事に臨み、9月2日に帰国する予定とのこと。

 引き続き、柳川忠廣副会長より厚労省からの受託事業である「平成29年度歯科医療の展開に向けた協議・検証事業」の実行委員会が設置されたことが報告された。本委員会では、女性歯科医師の活躍や歯科医療の国際展開など、今後の歯科医療のあるべき姿を見据えた具体的な展開方策を協議・検証することを目的とし、年度内までに報告書をまとめたい考え。委員には、日本歯科医学会役員や歯科大学教授などの識者が名を連ねる。

 その他には、蓮池芳浩理事より「日歯会長選挙のあり方検討臨時委員会(仮称)」の設置が報告された。日歯が公益法人に移行したことにより、会長選挙のあり方に関する検討をあらためて行う必要があることから本臨時委員会が設置された。蓮池理事は、「定款を遵守しつつ、その枠内で活発な議論を期待したい」と述べた。