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2017年10月14日

The 13th Annual MEGAGEN International Symposium in TOKYO開催

47ヵ国から1,300名が参集し盛会となる

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 さる10月14日(土)、15日(日)の両日、グランドプリンスホテル新高輪・国際館パミール(東京都)において、The 13th Annual MEGAGEN International Symposium in TOKYO(株式会社メガジェンジャパン主催、渡辺康史代表取締役社長)が開催され、1,300名以上が参加した。その半数以上が世界47ヵ国からの参加者という、非常に国際色あふれるシンポジウムとなった。2日間にわたり、多数の講演のほか、ポスター発表、企業展示などが行われ、終始にぎわいを見せた。

 14日は午前に埋入シミュレーション・補綴物デザインソフト「R2GATE」の開発者であるJong-Cheol Kim氏らによるワークショップが行われ、午後からシンポジウムが開催された。Kwang Bum Park氏(慶北大教授・Megagen CEO)が最初に登壇し、インプラントのこれまでの歴史を振り返り、インプラント治療の将来像について述べた。その後、Thomas Han氏(南カリフォルニア大ロサンゼルス校教授)、Antonio Barone氏(ジュネーブ大教授)、Homa Zadeh(南カリフォルニア大教授)による講演が行われ、審美領域の外科的治療、即時インプラント埋入後の硬・軟組織、インプラント周囲炎の原因と表面構造との関係などについて語られた。

 15日は中山隆司氏(大阪府開業)、川添祐亮(広島県開業)、有賀正治氏(長野県開業)によるケースプレゼンテーションで幕を開けた。続いてJoseph Kan氏(ロマリンダ大教授)が登壇し、自身の失敗症例をもとに審美領域のインプラント治療のプロトコールについて述べた。その後も林 揚春氏(東京都開業)のルートメンブレンテクニック、河原英雄氏(大分県開業)の咬合修復による運動機能回復などの講演が行われた。最後に、Miguel Stanley氏(ポルトガル開業)がフェイスハンター、口腔内スキャナー、R2GATEなどのデジタル機器を用いた最新のデジタルデンティストリーについて、症例供覧をもとに解説した。
 
 なお、次回14th Symposiumはきたる2018年10月にロサンゼルスで行われる予定である。