さる10月26日（木）、歯科医師会館において、日本歯科医師会（以下、日歯、堀　憲郎会長）による定例記者会見が開催された。

　冒頭の挨拶で堀会長は、第48回衆議院議員総選挙について触れ、「政権与党の歯科医療に対する理解が定着していることが評価され、歯科界全体の思いにつながった」と述べ、平成30年度の診療報酬と介護報酬の同時改定に向けた財源確保や、社会保障の充実に向けた取り組みなど、今後の政権与党の政策展開に期待を寄せた。

　政権与党への働きかけについては、日歯としては根拠に基づく政策提言を行い、日本歯科医師連盟と相互理解のもとで対応していく姿勢を示した。