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2008年11月27日

日歯、定例会見を開催

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 さる11月27日(木)、歯科医師会館にて、日本歯科医師会(以下、日歯、大久保満男会長)による定例記者会見が開催された。
席上、大久保会長は同日、箱崎守男副会長、永山一行氏(日本歯科医師連盟会長)、渡邉敏弘(日本歯科医師連盟理事長)の4名で麻生太郎首相を表敬訪問したことを報告。報告のなかで大久保会長は、さる11月4日(火)に開催された第9回の社会保障国民会議に麻生首相が出席し、最終報告書を受け取ったことに対し、「今回の報告書に、初めて時代に合わせた"社会保障制度の機能強化"の言葉が入った。日歯としては高く評価し、麻生首相も機能強化はたいへん重要であると認識している」と述べた。
また、さる11月5日(水)、塩谷 立文部科学大臣に面会し、歯科医師の需給に関する要望書を提出したことが報告された。大久保会長は、塩谷大臣から一定の理解を得られたとの認識を示し、「地道にめげずに主張していき、歯科医師需給問題に取り組んでいきたい」とした。
今回の内容は、近年の歯科大学(歯学部)の入学希望者の減少や、私立歯科大学(歯学部)の一部定員割れが継続すれば、歯科医師の資質低下を招くおそれがあるため、平成18年8月に文科大臣と厚労大臣の確認書を踏まえて要望されたもの。以下に概要を示す。
1. 国立大学歯学部の学部学生入学定員の削減し、研究中心の強化を図る
2. 国立大学歯学部定員の医学部定員への変更
3. 財政的支援を含む私立歯科大学(歯学部)の入学定員削減促進策