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2017年11月22日

「国民医療を守るための総決起大会」開催

財源確保と消費税問題の抜本的解決を求める決議文を採択

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 さる11月22日(水)、憲政記念館講堂(東京都)において、国民医療を守るための総決起大会(国民医療推進協議会主催、東京都医師会協力)が開催され、約800名が参集した。

 本協議会は平成16年10月、「国民の健康の増進と福祉の向上を図るため、医療・介護・保健及び福祉行政の拡充強化を目指し、積極的に諸活動を推進する」ことを目的に、日本医師会が各医療関係者団体等に呼びかけて発足した。これまでの活動としては、国民皆保険制度を守るための活動や禁煙推進活動などを行い、現在40団体が参加している。

 会場では、横倉義武会長(日本医師会会長)、尾崎治夫氏(東京都医師会会長)による挨拶のほか、高村正彦氏(自由民主党衆議院議員)、桝屋敬悟氏(公明党衆議院議員)の国会議員による来賓挨拶が行われた後、今村 聡氏(日本医師会副会長)より趣旨説明がなされた。

 決意表明の中で、堀 憲郎副会長(日本歯科医師会会長)は「国のかけがえのない財産である国民皆保険制度をしっかりとした形で次の世代に引き継ぐ責任があると考えている。歯科界は参加団体とともに国民の健康と生活を守り、国民皆保険制度を守り抜く」と述べた。

 その後、会場では決議文「国民が将来にわたり必要な医療・介護を安心して充分に受けられるための適切な財源の確保」「国民と医療機関等に不合理な負担を強いている医療等に係る消費税問題の抜本的な解決」が採択され、最後に会場全員による力強い頑張ろうコールで閉会となった。