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2018年1月20日

(一社)歯科業務標準化機構、新年研修会を開催

歯科衛生過程の取り組みが披露され、盛況となる

 さる1月20日(土)、21日(日)の両日、ホテルメルパルク松山および道後プリンスホテル(愛媛県)において、一般社団法人歯科業務標準化機構(近藤公一郎代表理事)による新年研修会が開催された。

 1日目は、木尾哲朗氏(九歯大副学長、総合診療学分野教授)による特別セミナー「歯学教育の変遷と大学教育の現場と未来」が行われた。木尾氏は、歯学教育に影響を与えた因子について、その変遷を時系列で供覧。また、日本の少子化にともなう大学定員割れや大学統合など、歯学教育を取り巻く現状や将来展望についても触れながら、プロフェッションのあり方と人材育成に関する知見を披露した。

 2日目は、池尾 隆氏(大歯大歯学部生化学講座教授)による特別セミナー「歯科衛生過程の概要」が行われた。池尾氏は、2007年からわが国の歯科衛生士教育現場に導入された歯科衛生過程について、多数の資料をもとに歯科衛生過程にあまりなじみのない歯科医師らにもわかりやすく解説。歯科衛生過程の流れに沿って考えながら治療を進めることで、歯科治療の向上の効果が期待できるなどメリットを示しながら、歯科衛生アセスメント(情報収集、情報処理)を徹底することの大切さや書面化(記録)する重要性を強調した。

 その後、歯科衛生過程に対する取り組みを実践している3歯科医院の歯科衛生士による発表「DHP-AWARD」が行われた。池尾氏の座長のもと、それぞれの発表後には歯科衛生士養成機関で教鞭を執っている審査員による講評も行われ、会場は終始盛り上がりを見せた。

 なお、本機構では6月から9月までに地域ブロック単位での発表会を開催することになっている。