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2018年1月21日

第2回Greater Nagoya Dental Meeting開催

「今、エンドが面白い!」をテーマに各分野のスペシャリストが名古屋に集結

 さる1月21日(日)、愛知学院大学楠元キャンパス歯学・薬学図書館情報センター(愛知県)において、第2回Greater Nagoya Dental Meeting(飯田吉郎大会長)が、参加者400名以上を集め盛大に開催された。本会は名古屋地区のスタディグループが力を結集し、「名古屋から世界へ」をスローガンに昨年1月に発足。今回が2回目の開催となる。

 最初の基調講演に登壇した寺内吉継氏(神奈川県開業)は、「最新のMTA臨床」と題した講演を展開。その経路を含めた歯の感染メカニズムについて解説したのち、MTA(Mineral Trioxide Aggregate)の成り立ちと基礎的物性について述べた。さらには、実際に根管充填やアペフィシキケーションにおけるMTA使用のポイントについて詳説した。

 次に大月基弘氏(大阪府開業)は、ペリオドンティストの視点から講演を展開。非外科で歯周処置を行った症例、予後不良と思われる歯の保存を行った症例などを供覧した。また、治療スタンスとしてのエンドとペリオの共通点などについて語った。

 続いて峯 篤史氏(阪大大学院歯学研究科クラウンブリッジ補綴学分野)は、プロソドンティストの視点から、根管象牙質と支台築造の界面について、自身の大学の研究などを交えながら考察。また、レジンコアを用いた場合の直接法・間接法のそれぞれの優位性などを解説した。さらに、次世代の支台築造法について展望を語った。

 続いては飯田吉郎大会長(愛知県開業)が登壇し、インプラントロジストの視点から講演を展開。インプラントの隣在歯の失活歯の扱いについて言及したほか、自身が行っているPET(Partial Extraction Therapies)、具体的にはRST(Root Submergence Technique)や、SST(Socket Shield Technique)の症例を供覧しながら、その勘所を述べた。

 最後の基調講演に登壇した岡口守雄氏(東京都開業)は、MTAの解説を中心に据えながら、歯髄、歯牙保存の最前線、難治性感染根管治療、破折歯への対応について詳説。マイクロスコープを用いた施術の豊富かつ高画質な動画を供覧しながら、細かなテクニックとノウハウを詳説した。

 講演後の質疑応答では、各演者が行っているテクニックや用いている材料に関する細かな質問が多くなされ、多くの聴講者が熱心にメモを取る姿が見られるなど、終始熱気が伝わってくるミーティングとなった。

 なお、次回の第3回Greater Nagoya Dental Meetingは、きたる2019年1月27日(日)、「補綴臨床 温故知新」をテーマに、大河雅之氏(東京都開業)、松本勝利氏(福島県開業)らを演者に迎え、開催される予定である。