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2007年10月6日

平成19年度13都道府県歯科医師会役員連絡協議会開催

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 さる10月6日(土)、京成ホテルミラマーレ(千葉県)にて平成19年度13都道府県歯科医師会役員連絡協議会(当番県:千葉県歯科医師会、岸田 隆会長)が「国民の視点に立った歯科医療の構築?医療費適正化政策下の歯科医療を考える?」というテーマのもと開催された。
 冒頭の挨拶で岸田会長は、「私たちの医療を国民に評価してもらうためには、国民に科学的根拠を示し、きちんと説明し理解してもらう必要がある」と述べた。また、来賓として大久保満男(日本歯科医師会会長)が登壇。国の医療財源への確保の問題と歯科医療との関わりなどについて語った。
 その後、武見敬三氏(東海大学教授、前参議院議員)が「医療保険制度改革と医療財源」というテーマで特別講演を行い、続いて前田 泉氏(スナッジ・ラボ株式会社代表取締役社長)が「患者満足度の科学~患者満足度による歯科医療の再成長シナリオ~」と題した基調講演を行った。
 最後に武見氏、前田氏、宮村一弘氏(愛知県歯科医師会会長)、山科 透氏(広島県歯科医師会会長)、富野 晃氏(北海道歯科医師会会長)、田中秀夫氏(東京都歯科医師会会長)の5名と、座長の岸田会長によるフォーラムが行われた。自己負担の増加、診療報酬のマイナス改定、後期高齢者医療制度、医療法改正等により、国民の意思とは違う方向に進みつつある国民皆保険制度に対し、真に国民が満足する医療を提供するため、今後どのように提言し実現させていくのか、ということが協議された。