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2018年2月18日

九州歯科大学同窓会主催・関東地区連合会共催学術講演会開催される

「地域包括ケアシステムの構築へ向けて」をメインテーマに

 さる2月18日(日)、東京国際フォーラム(東京都)において、九州歯科大学同窓会主催・関東地区連合会共催学術講演会(片山幹夫同窓会会長、白橋知幸関東地区連合会会長)が「地域包括ケアシステムの構築へ向けて」をメインテーマに開催された。

 本会は、高齢化がさらに加速していくこれからの日本を見据えて、その歯科的知識・技術の修得についてのアドバイスを行うことを意図したもの。当日午前は、関係者らによる挨拶の後、河原英雄氏(大分県開業)が「噛む」と題して講演を行った。
 河原氏は、自身が製作あるいは調整を行った総義歯によって、高齢者の患者の咀嚼能力が向上した症例、さらには全身の機能や認知症の改善などに良好な影響と与えたと考えられた症例を多数例示され、歯科医療の根源的な意義を示唆した。

 午後は以下の演題、演者で講演、総合討論が行われた。
座長・基調講演「地域包括ケアと歯科医療・口腔保健の近未来」(深井穫博氏・埼玉県開業)
講演1「超高齢社会で歯科医療従事者に必要な資質とはなにか、そして、それを実現するための卒前・卒後教育とはなにか」(大渡凡人氏・九歯大教授)
講演2「地域包括ケアシステムの構築に向けて~かかりつけ歯科医機能を考える~」(白土清司氏・大分県開業、日本歯科医療管理学会会長)
講演3「地域包括ケアにおける歯科衛生士の果たす役割について」(岩切美奈氏・東京都勤務、歯科衛生士)
講演4「地域歯科医師会と個人開業医の地域での関わり」(米谷敬司氏・千葉県開業)
 演者はそれぞれの立場における地域包括ケアでの役割と、具体的な行動指針を示した。座長を務めた深井氏が幾度となく地域包括ケアを「自分事として考えなければならない」と述べ、120名を集めた本会の聴衆に来たるべき歯科医療体制への発想転換を促していたのが印象的であった。