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2018年3月15日

日歯、第187回臨時代議員会を開催

8020運動30周年記念事業の映画製作が承認される

 さる3月15日(木)、16日(金)の両日、歯科医師会館において、日本歯科医師会(以下、日歯、堀 憲郎会長)による第187回臨時代議員会が開催された。

 開会後、堀会長は挨拶の中で2年間にわたる会務運営について振り返りながら、平成30年度診療報酬・介護報酬改定への対応について言及。歯科医療への注目が高まるなか、臨・学・産・官による緊密な連携のもとオールデンタルで取り組んだことによって、口腔機能管理に関する検査や既存技術料の引き上げ、先進医療技術などの評価がされたことに、関係者へ感謝の意を示した。また、長年にわたる検討事項であった歯科の新病名「口腔機能低下症」「口腔機能発達不全症」の2つが保険収載されたことで今後の歯科医療の発展に期待を寄せるなど、「歯科界のさらなる結束に向けて日歯のリーダーシップを発揮したい」と総括した。

 その後、各担当理事より一般会務報告(村岡宜明専務理事)、社会保険関係報告 (遠藤秀樹常務理事)、地域保健関係報告(高野直久常務理事、小玉 剛常務理事)が行われた。また、その他として柳川忠廣副会長と瀬古口精良常務理事より、8020運動30周年記念事業における映画製作の概要説明が行われた。決議事項では、第1号議案「平成30年度事業計画」、第2号議案「平成30年度入会金及び会費の額の件」、第3号議案「平成30年度収支予算の件」、第4号議案「平成30年度資金調達及び設備投資の見込みの件」の全4議案が上程され、すべての議案が可決された。

 2日間にわたり、地区代表質問7題と個人質問は21題に及び、質疑応答が行われた。地区代表質問では、国民向けの広報展開や歯科医療従事者の人材確保について、時代のニーズに対応すべくSNSを活用した情報発信の必要性など積極的な質疑応答がなされた。個人質問では、歯科衛生士や歯科技工士の人材確保対策など歯科界を取り巻く課題が挙げられたほか、特に中医協・診療報酬関係と地域保健・産業保健関係では、昨年12月から区分C2で保険適応されたCAD/CAM冠の適用範囲の拡大や、院内感染防止対策における施設基準届出による基本診療料の医科歯科格差問題、歯科のない病院における周術期口腔機能管理の推進の課題など多くの質問が挙げられ、担当理事とのやり取りが行われた。