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2018年6月14日

日本歯科保存学会2018年度春季大会(第148回)開催

「Future Strategy」をテーマに

 さる6月14日(木)、15日(金)の両日、横浜みなとみらいホール(神奈川県)において、日本歯科保存学会平成30年度春季大会(第148回)(石井信之大会長、松尾敬志理事長)が、「Future Strategy」をテーマに開催された。

 初日の基調講演では、「歯科医療系大学のFuture Strategy」と題して、まず「時勢の先読み、独創性そして的確な人材育成力が2045年後を制す」(鹿島 勇氏、神歯大) が行われ、今後予想される社会構造の変革や社会情勢の変化を大学人はどう迎えるべきかについて、神奈川歯科大学の取り組みが語られた。

 次に、「輝いて美しく―若き女性医療人へのエール」(水田祥代氏、福歯大) が行われ、女性医療人の比率が高まる昨今において、働きやすさなど現状の問題や、今後さらに女性が活躍するための支援策などが提起された。

 シンポジウム1では、「歯科保存学のFuture Strategy」と題して、以下の演者・演題で講演が行われた。
講演1「Dentistry, a broader perspective」(Dr. Bob ten Cate、ACTA and University of Amsterdam)
講演2「Endodontic Treatment Outcomes: Current Best Evidence and Future Projections」(Dr. Simon Friedman、University of Toronto)
講演3「歯周病学の新たな展開」(栗原英見氏、広大)
 なかでも、予防歯科がテーマとなった講演1では、そのFuture Strategyとして、患者の生活習慣の問題により焦点が当てられるべきこと、フッ化物の応用や食生活における砂糖の制限がこれまでと変わらず重要になること、さらにこれまで以上に全身疾患などに対する知識が必要になることを挙げ、講演を締めくくった。

 2日目は学会主導シンポジウム 「超高齢社会における歯科医療のFuture Strategy」、シンポジウム2「歯質接着システムの現在と未来への挑戦」、シンポジウム3「一つ上の歯内療法をめざすための理論と臨床」等が、また両日ともにランチョンセミナー、研究発表(口演)、ポスター発表など、保存修復・歯内療法・歯周療法が三位一体となったプログラムが多様に行われ、盛会となった。