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2018年7月14日

第2回 日本臨床歯科医学会夏季学術大会・総会開催

約600名を集める盛会に

 さる7月14日(土)、15日(日)の両日、石川県立音楽堂 邦楽ホール(石川県)において、第2回 日本臨床歯科医学会夏季学術大会・総会(中山大蔵大会長、山崎長郎会長)が開催された。本会は、スタディグループ「SJCD」(Society of Japan Clinical Dentistry)が学会へと移行して以来2度目となる全国的な学術大会。会場には全国12の支部から約600名が参集する盛会となった。

 会場では、2日間にわたって15名の会員が支部代表として登壇。コンベンショナルレストレーション、審美修復治療、インプラントの3つのカテゴリー別に症例発表を行い、同会会長および役員による評価、および上位3位までの表彰が行われた。

 結果は、第1位が「広汎型侵襲性歯周炎患者におけるインプラント治療 Implant Therapy in Generalized Aggressive Periodontitis」と題して発表した山口文誉氏(神奈川県開業、東京支部)、第2位が「歯周病患者におけるフルマウスリコンストラクション症例」と題して発表した谷尾和正氏(大阪府開業、大阪支部)、第3位が「Life stage と予知性を考慮した審美修復治療」と題して発表した中島圭治氏(佐賀県勤務、福岡支部)となった。また、本大会では総合点数が近接していたこともあり、特別賞として「安定した下顎位獲得に苦慮した咬合再構成」を発表した吉田茂治氏(埼玉県開業、東京支部)も表彰された。いずれの発表も、症例の規模の大小にかかわらず緻密な情報収集と治療計画立案がなされ、そして確実な手技に基づいて治療が行われたものであり、同会の先達たちが築き上げてきた伝統とともに若手の勢いを感じさせるものであった。

 また会場では、SKCD(Society of Korean Clinical Dentistry)会長のChoi Dae Hoon氏(韓国・ソウル特別市開業)が特別講演として登壇。「咬合治療における長期安定性へのパラファンクションの関与を経過観察する」と題し、自身の本多正明氏(日本臨床歯科医学会副会長、大阪府開業)との出会いから、そこから学んだ安定した咬合の重要性、そしてそれを基にした咬合治療の実例を示した。

 なお、次回の第3回日本臨床歯科医学会学術大会は、きたる2020年に広島県にて開催される予定である。