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2018年7月16日

COLLOQUIUM in 2018

「デンタルインプラントの新機軸~FINESIAの実際~」をテーマに約350名の参加者を集めて開催

 さる7月16日(月)、イイノカンファレンスセンター(東京都)において、COLLOQUIUM in 2018(京セラ株式会社主催)が、「デンタルインプラントの新機軸~FINESIAの実際~」をテーマとして、約350名の参加者を集め盛大に開催された。

 最初に行われたScientific Lectureでは、FINESIAインプラントの開発に携わった澤瀬 隆氏(長崎大)が「FINESIA開発の理論背景と臨床への示唆」としてFINESIAインプラントの構造などについて詳説した。そのなかで、FINESIAインプラントへの荷重後から骨微細構造の配向が行われるとされていたが、埋入後の初期段階から配向が始まるという新たな知見も報告された。

 続くSpecial Lectureでは、糸瀬正通氏(福岡県開業)が「長期症例に学ぶインプラント成功の要因」として、良好な長期予後を得た症例と不良となってしまった症例を対比し、長期的に安定した予後を得るための条件を考察した。

 その後のClinical Session 1では、今 一裕氏(医歯大)、工藤昌之氏(北海道開業)、船木 弘氏(東京都開業)がFINESIAインプラントの特徴を踏まえた臨床例を供覧した。

 Clinical Session 2では、金成雅彦氏(山口県開業)、がFINESIAインプラントへの口腔内スキャナーの応用、新谷 悟氏(東京都開業)が安全な治療を行うためのガイデッドサージェリーの重要性について解説した。

 最後のセッションとなるFINESIA Summaryでは、黒嶋伸一郎氏(長崎大)がボーンレベルインプラント、ティッシュレベルインプラントの選択基準について、覚本嘉美氏(栃木県開業)がボーンレベルタイプのFINESIAインプラントの臨床応用例について述べた。

 大会最後の締めくくりとして、水上哲也氏(福岡県開業)は、インプラントバッシングが行われた近年の状況を振り返り、信頼されるインプラント治療であり続けるためにエビデンスに基づいた治療を行うべきとして、自身の臨床例をもとに解説した。

 本会では、FINESIAインプラントの独特なスレッド形状だけでなく、プラットフォームスイッチ、テーパージョイントなどの特徴に起因した良好な治療結果が報告された。今後さらなる長期的な治療結果の報告が期待される。