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2018年7月28日

クワタカレッジシニアコース、最終クールが開講

今秋11月をもって45年間の歴史に幕

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 さる7月28日(土)から、クワタカレッジ(東京都、桑田正博校長)が主催する「クワタカレッジ シニアコース」の最終クールが開講し、20名の受講生が今秋11月25日(日)までの全9回のコースに参加している。クワタカレッジは、歯科技工士の桑田正博氏が1972年に開講し、今年で45周年を迎えた歴史あるポストグラデュエートコースである。これまでに国内外延べ3,000名の受講生を迎えて咬合理論やメタルセラミックスの製作法を指導してきた。世界を股にかけて活躍する日本人歯科技工士のパイオニアであり、現在でも海外講演に引く手あまたの桑田氏の歯科技工にかける思いを伝えてきたが、本年の初頭に7月からのクールで最終回となることが発表された。初日の会場にはその最終回を聞きつけて参加した受講生はもちろん、歯科メーカーや歯科マスコミ関係者、またクワタカレッジOBらもアシスタントとして駆けつけ、盛況となった。

 冒頭の挨拶で桑田氏は、「今年のはじめに、熟慮の上で最終回とすることにさせていただいた。このコースでは、これまでの集大成を伝えたい」と述べたうえで、氏の歯科技工学校時代から現在までのエピソードを披露。また、氏が提唱するFunctionally discluded occlusionの講義や咬合器のハンドリングに関するハンズオンなどが行われた。本コースの情報は引き続き、11月に続報する予定である。