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2018年7月29日

11th Anniversary MORITA DH Forum 2018 in Tokyo 開催

歯科衛生士が楽しく学び楽しく働ける趣向が凝らされた会に

 さる7月29日(日)、御茶ノ水ソラシティ(東京都)において、「11th Anniversary MORITA DH Forum 2018 in Tokyo」(株式会社モリタ主催、森田晴夫代表取締役社長)が開催され、312名の歯科衛生士らが参加した。

 はじめに、福田 護氏(聖マリアンナ医科大ブレスト&イメージングセンター院長)が「歯科衛生士としてずっと楽しく働くために~乳がんの正しい知識を学ぼう~」の題で登壇。乳房の構造や乳がんの種類、罹患者数、検診・診療の流れなどといった基礎知識を、図や動画を使ってわかりやすく解説した。

 次に、「高齢者の口腔ケアを成功に導くために大切な事~歯科衛生士としての向き合い方~」の題で森田久美子氏(歯科衛生士・森田デンタルクリニック)が講演した。冒頭で「すべての患者さんのモチベーションを高める"魔法の言葉"はない」と述べ、個々に合った"魔法の言葉"が見つかる高齢患者の診かたについて、森田氏が日々の臨床で行っているポイントを紹介した。ポイントは、高齢患者への接し方、セルフケアのゴール設定の考え方、口腔衛生指導の伝え方など多岐にわたり、参加者は熱心にメモを取っていた。

 昼休憩をはさみ、中澤正絵氏(歯科衛生士・富谷中央病院)が「歯科衛生士として知っておきたい糖尿病と歯周病~歯科衛生士だからできること~」の題で講演。病院歯科で長年有病者への歯周治療を行ってきた臨床経験と、糖尿病と歯周病に関する研究・学会発表の経験から、糖尿病の基礎や歯周病との関連、糖尿病患者さんへの口腔衛生指導のポイントなどについて幅広く解説した。中澤氏が講演中で示した症例の顕著な改善ぐあいに、参加者からはどよめきが起きた。

 最後に、内山 茂氏(医歯大臨床教授)が「ストレス・フリーへの道~おもに歯周治療の立場から~」で登壇。「SPTでは何をするのか? 間隔はどのくらいがよいのか?」「メインテナンス継続の秘訣は?」「患者さんのモチベーションを高めるための上手な説明の仕方は?」など、歯科診療のなかで歯科衛生士がストレスを感じると推測されるポイントについて、Q&A形式で解説した。

 なお、ランチョンセミナーとして、PMTCと知覚過敏に関するワンポイントセミナーが行われた。展示ブースでは、実際に製品を触って試せる体験コーナーや、演者に直接質問したりアドバイスがもらえたりするコーナーが設けられ、歯科衛生士が楽しく学び楽しく働ける趣向が凝らされていた。