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2018年8月25日

第17回警察歯科医会全国大会、400名以上の参加者で盛大に開催

「熊本地震から“繋ぐ”支援活動と警察歯科のあり方」をテーマに

 さる8月25日(土)、ホテル日航熊本(熊本県)において、第17回警察歯科医会全国大会(日本歯科医師会主催、熊本県歯科医師会主管)が「熊本地震から“繋ぐ”支援活動と警察歯科のあり方」を大会テーマに、全国から400名以上の警察歯科関係者が参集し、盛大に開催された。

 開会式では、主管県を代表して浦田健二氏(熊本県歯科医師会会長)、主催者を代表して柳川忠廣氏(日本歯科医師会副会長)による挨拶のほか、小野泰輔氏(熊本県副知事)などの来賓祝辞が披露された。

 その後、西谷陽子氏(熊本大大学院生命科学研究部法医学分野教授)の座長のもと、出羽厚二氏(岩手医科大法医学講座教授)による特別講演「大規模災害に対する実践的な準備とは―何を想定し、何を備蓄し、どう訓練し、どう行動するのか?―」では、有事に備えるための平時の対応として、危機感をもってリアリティのある具体的な訓練を行うことや、隣県との災害協定締結など、協力体制への提言がなされた。引き続き、熊本地震報告として渡辺賢治氏(熊本県歯科医師会副会長)より支援活動のビデオ放映や支援活動報告がなされたほか、田中淳一郎氏(熊本県警察本部科学捜査研究所所長)による検視活動報告が行われた。

 また、シンポジウム「熊本地震から“繋ぐ”被災者支援と身元確認のあり方」が開催された。中村誠司氏(九大大学院教授)と佐藤 保氏(日本歯科医師会副会長)の座長のもと、柳川氏、工藤祐光氏(福島県歯科医師会常務理事)、中久木康一氏(医歯大大学院助教)、牛島 隆氏(熊本県歯科医師会専務理事)が登壇。東日本大震災や熊本地震での取り組みや災害支援活動に関する今後の課題など、実際の現場にかかわった演者らの講演に参加者は熱心に耳を傾けていた。

 閉会後に開催されたポスターセッションでは、身元確認や訓練・研修、熊本地震関連など22題が出され、セッション終了後には多数の質問や活発な意見交換が行われるなど、こちらも盛会となった。