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2018年9月9日

「スタディグループ DOUBLE TOKYO立ち上げ記念講演会」を開催

Dr. Ignazio Loiをはじめ、有名演者を招き300名あまりが参集

 さる9月9日(日)、ベルサール御成門駅前(東京都)において、「スタディグループ DOUBLE TOKYO立ち上げ記念講演会」(橋村吾郎、志田和浩代表、山崎長郎最高顧問)が開催され、歯科医師・歯科技工士併せて300名あまりが参集した。スタディグループ DOUBLE TOKYOは、チームで臨床に取り組む橋村吾郎氏(東京都開業)と志田和浩氏(PREF)を共同代表として設立されたもの。「補綴主導のインプラント治療」をモットーとし、最終的な上部構造をゴールに据えた徹底的な診査・診断、マテリアルセレクション、そして正確なインプラント埋入のためのガイディッドサージェリーについて職種を超越した研鑽を行うことで、患者利益につながる新世代のインプラント治療を追求していくとのこと。以下に、当日の演題、演者を示す。

・「DOUBLE TOKYO ~我々が伝えたいインプラント治療~」(橋村氏、志田氏)
・「Procedure for Esthetic Area Implant ~審美エリアインプラントのClassification~」(安岡大志氏、大阪府開業)
・「DIGITAL SOLUTION ~その基礎からインプラントへの応用まで~」(荒井昌海氏、東京都開業)
・「PLAN and RESULTS」(橋村氏、志田氏)
・「高精度な義歯では診査で確認し、診断で伝える項目がある」(岩城謙二氏、Dental Labor IDT)
・「40年の臨床からみるTooth Preparationの到達点」(山崎氏、東京都開業)
・「B.O.P.T. 全貌」(Dr. Ignazio Loi、イタリア開業)
・「B.O.P.T. 複雑な症例からインプラントへの応用まで」(Dr. Loi)
・「SESSION "Which in Longevity?」(山崎氏、Dr. Loi)

 演題としてはインプラントに関するものをメインに、全顎的な咬合付与の観点からの総義歯、また天然歯保存・活用の観点から支台歯形成に関するトピックが並んだ。中でもDr. Loiは自身が提唱する「B.O.P.T.(Biologically Oriented Preparation Technique)」についておよそ2時間にわたって講演。B.O.P.T.は、支台歯にフェザーエッジ様の形成を行って「フィニッシングエリア」を設定し、さらに「ジンジテッジ」とよばれる技法で意図的に歯肉溝内面に出血を生じさせた上で任意のカントゥアをもつテンポラリークラウンを装着することで、歯肉の厚みの確保と歯頚ラインのコントロールを行うというもの(詳細は「QDT」2014年5月号の翻訳論文を参照)。日本国内でもすでに一部の臨床家が実践しているが、このたびは提唱者であるDr. Loi自らが登壇するということもあり、その点でも注目される講演会であった。歯科医師と歯科技工士によって共同設立された本グループの今後に注目したい。