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2018年9月14日

第48回 公益社団法人 日本口腔インプラント学会学術大会開催

過去最高となる4,815名の参加者を集め盛況となる

 さる9月14日(金)から16日(日)の3日間、大阪国際会議場(大阪府)において、第48回 公益社団法人 日本口腔インプラント学会学術大会(日本口腔インプラント学会 第38回近畿・北陸支部学術大会併催)(馬場俊輔大会長、宮崎 隆理事長)が「インプラント治療が拓く未来」をメインテーマに開催された。前回の仙台大会では同じテーマのもとで、インプラント治療が健康寿命の延伸に貢献してきたことが確認されている。しかし、超高齢社会に突入した中で、高齢者施設などでは多くの問題が散見された。それを受け、本大会ではサブテーマに「超高齢社会への責任」を掲げて、さまざまなプログラムが組まれた。


 初日の開会式では宮崎 隆新理事長(昭和大)が、健康長寿社会の実現に向けて、ライフステージに応じた治療システムを確立するとともに、口腔機能の継続的管理を目的とした治療指針を策定し、インプラント治療を含めた口腔リハビリテーション治療によって、健康寿命のさらなる延伸に向けて歯科医療イノベーションを起こすと「大阪宣言」を行った。

 その後、医学系研究に関する倫理セミナーと専門医教育講座が行われた。倫理セミナーでは飛田護邦氏(順天堂大)が登壇し、歯科領域における再生医療等安全性確保法の実態などについて解説した。

 専門医教育講座では城戸寛史氏(福歯大)が「インプラント治療の長期経過とリカバリー」と題して講演を行った。長期症例で予想されるリセッションをはじめとしたトラブルとリカバリー法について解説した。

 15日から16日にかけては、Daniele Botticelli氏(ARDEC Academy)とTomas Albrektsson氏(イエテボリ大)を講師として迎えたオッセオインテグレーションとインプラント周囲炎に関する特別講演をはじめとして、シンポジウム、研究発表、モーニングおよびイブニングセミナー、一般口演、ポスター発表、歯科衛生士セッション、歯科技工士セッション、市民公開講座などのプログラムが組まれた。日本老年歯科医学会、日本歯科放射線学会など他学会との共催の講演が多数行われ、多様な視点が取り入れられていることが感じられた。

 なお、次回の第49回学術大会は、きたる2019年9月20日(金)から22日(日)にかけて、福岡国際会議場において、城戸寛史大会長のもと開催予定である。