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2018年10月20日

第30回記念日本レーザー歯学会総会・学術大会開催される

メインテーマに「光と共に歩む歯科医療」

 さる10月20日(土)、21日(日)の両日、日本歯科大学生命歯学部冨士見ホール(東京都)において、第30回記念日本レーザー歯学会総会・学術大会(沼部幸博大会長、冨士谷盛興理事長)が30周年記念式典祝賀会と併せて盛大に開催された。大会のメインテーマは「光と共に歩む歯科医療」。

 2日間にわたって日本歯科医学会会長講演「やわらかな頭をつくる歯科サロンの開設を」(住友雅人氏、日本歯科医学会会長)、30周年記念講演「レーザー歯学30年~来し方・行く末~」(粟津邦男氏、阪大教授)、特別講演「レーザーと歯周組織の治癒・再生」(青木 章氏、医歯大准教授)、教育講演「レーザー治療と保険導入―安全な治療を目指して―」(篠木 毅氏、埼玉県開業)、シンポジウムI「低反応レベル光の生体への作用」(片岡洋祐氏、理化学研究所)、シンポジウムII「軟組織に対するレーザーの応用」(古森孝英氏、神戸大教授)、「歯科用レーザーによる齲蝕治療のエビデンス」(江黒 徹氏、埼玉県開業)のほか、倫理・利益相反・未承認機器委員会企画講演、認定講習会、歯科用レーザー安全講習会、パラデンタル対象講習会、ランチョンセミナー、一般演題(ポスター発表)、企業展示などが行われた。

 大会長の沼部氏(日歯大教授)が登壇した倫理・利益相反・未承認機器委員会企画講演では、「臨床研究法を考える」と題して本年4月に施行された「臨床研究法」について、その制定の経緯から混乱している解釈までが説明された。また歯科用レーザー安全講習会「口腔軟組織疾患に対するレーザー治療―新規保険収載された軟組織へのレーザー照射療法に関する安全教育研修―」(吉田憲司氏、愛院大教授)では、本年4月の診療報酬改定において新たに保険収載された「レーザー応用による口腔軟組織低侵襲治療」、「レーザー応用による再発性アフタ性口内炎治療」、「歯科領域における血管腫のレーザー治療」について解説され、歯科用レーザーの安全使用、事故防止の要点が述べられた。

 総会員数がまもなく1,000名に達すると本学会。近年の保険収載への働きかけが功を奏していることと併せて、ますますの発展が期待される。