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2018年11月25日

第10回PASSION例会開催

講師に平山富興氏を招聘し、インプットもアウトプットも充実した一日に

 さる11月25日(日)、おかやま西川原プラザ(岡山県)において、第10回PASSION例会(丸尾 操代表)が開催され、歯科衛生士・歯科医師ら130名が参集した。

 午前は、平山富興氏(大阪府開業)と森田久美子氏(歯科衛生士・森田デンタルクリニック)の座長のもと、4名の歯科衛生士が症例発表を行った。インプットの効果をより高めるためにアウトプットを大切にしたいということで、各発表の間には約5分程度のディスカッションタイムが設けられ、6名のグループごとに発表症例に対する意見交換が行われた。また、発表者には「なぜ高齢患者に対してそのブラッシング法を指導したのか」「外科処置後の食事指導では具体的にどのようなアドバイスを行っているのか」などの疑問が投げかけられ、短い時間ながらも集中的に活発な議論が繰り広げられた。

 午後は、平山氏による特別講演「歯科衛生士のための文献の読み方」が行われた。本企画は、臨床を行ううえで歯科衛生士もつねに批判的吟味の視点をもちたいという丸尾氏の思いから、スタディクラブJIADSにおいて文献の研究会(JSCOL)会長を務めた経験のある平山氏を招聘し、実現したものである。平山氏は、臨床家が文献を読むポイントは、その文献がどのような考えによってまとめられ自分の臨床にどう生かせるのかという点であると述べ、EBMの5つのステップに沿って実践的な文献活用の方法を紹介した。また、実際に1つの文献を例に挙げ、臨床家ならではの文献の読み方について解説した。歯科衛生士にとってややハードルが高く感じられるテーマではあったが、参加者は終始メモを取り真剣に耳を傾けていた。