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2007年9月13日

日歯、159回代議員会を開催

代議員会で可決された議案が、総会で覆る異例の事態に

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 さる9月13日(木)、14日(金)の両日、新歯科医師会館にて日本歯科医師会(以下、日歯、大久保満男会長)による第159回代議員会が開催された。
 なかでも、昨今の社会保険事務次官に係る贈収賄事件による会員処分問題が日歯裁定審議会(白尾国興委員長)によって「除名に相当する」と取りまとめたのを受け、第13号議案ならびに第14号議案「会員の除名処分について」が上程され、審議された。浮地文夫氏(東京都歯科医師会)ら出席代議員からは「審議延期」の緊急動議や東京都歯科医師会(田中秀夫会長)よる公開質問状が出るなど、さまざまな意見が集中したが協議の結果、両議案とも賛成多数で可決され、除名処分が決定したかのように見えた。
 ところが、14日(金)の代議員会終了後に開催された第115回通常総会では、代議員会で可決していた議案が否決されるという思いもよらぬ結果となった。定款上、代議員会の議決よりも総会の議決の方が優先されるため、今回審議された会員除名処分の議案は否決となる。今回のような異例の事態は、今後の代議員会や総会、定款規則のあり方について会員から波紋を呼びそうである。