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2007年9月6日

東京都歯科医師会第167回代議員会開催

会員除名問題について日歯へ公開質問状の提出が決定

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 さる9月6日(木)、新歯科医師会館にて東京都歯科医師会(以下、東京都歯、田中秀夫会長)による第167回代議員会が開催された。
 冒頭の挨拶で田中会長は、社会保険事務局の技官に係わる贈収賄事件による日本歯科医師会(以下、日歯、大久保満男会長)の会員除名問題に触れ、「社団法人の会員は『公平』が大原則である。今回の事件よりはるかに世間を騒がせた3年前の事件に関わる会員の処分はそのままで、今回の2名を除名に処するのは公平でない」としたうえで、「時の執行部の考えで会員の処分が変わるのはいかがなものか。日歯会員としての倫理規定を新たに作成し、それに基づき審議すべき」との考えを示した。
 また、来賓として大久保氏、大曽根正史氏(東京都歯科医師連盟会長)、 櫻井善忠氏(東京都学校歯科医会会長)らが挨拶した後、席上では会務報告や一般質疑などが行われた。
 議事については、「第1号議案 平成18年度一般会計歳入歳出決算」「第2号議案 平成18年度特別会計歳入歳出決算」など、上程された10項目すべてが原案どおり可決され、「第10号議案 社団法人日本歯科医師会代議員および同予備代議員の補欠選挙」では、端山智弘氏(世田谷区歯科医師会会員)が日歯代議員として、三澤正文氏(世田谷区歯科医師会会員)が同予備代議員として選出された。
 その後の協議においても、来る9月13日、14日に開催される日歯代議員会の議案として会員除名に関する案件を提案するに至った経緯などが取り上げられ、日歯裁定審議会(白尾国興委員長)の対応を疑問視する声などが聞かれた。それにともない会場では、東京都歯執行部主導で公開質問状を作成することが決定し、一両日中にも日歯へ提出される運びとなった。