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2019年3月16日

東京医科歯科大学技友会主催による学術講演会開催

「閉塞性睡眠時無呼吸症の口腔内装置療法」をテーマに

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 さる3月16日(土)、東京医科歯科大学歯学部特別講堂(東京都)において医歯大技友会主催による学術講演会「閉塞性睡眠時無呼吸症(Obstructive Sleep Apnea)の口腔内装置(Oral Appliance)療法」が秀島雅之氏(医歯大)を講師に迎え開催された。

 秀島氏は、まず自身が診療科長を務める医歯大快眠歯科(いびき・無呼吸)外来の診療体制や提供している口腔内装置(OA)、医歯大快眠センターとの連携などについて紹介した後、閉塞性睡眠時無呼吸症(OSA)の診断基準や検査・治療法、医科との連携によるOA療法の流れ、OA療法のポイントなどについて解説した。特にOA療法のポイントでは、各種OAの特長や作用機序、設計・作製におけるポイント、調製法、そして経過管理などについて症例を交えて詳細に解説した。また最後には、閉塞性睡眠時無呼吸症はQOLや生命予後に影響し、潜在患者数は200万人以上とも推定されることから、医科歯科連携による診断・治療、情報発信が重要と強調した。