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2007年8月26日

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 さる8月26日(日)、早稲田大学東伏見オープン教育センター(東京都)にて、2007年度ライフケア学会学術大会(鴨井久一学会長)が開催された。本学会は、口腔機能、栄養・運動、健康心理の3部会からなり、介護予防サービスの具体的な理論や実践法を検討するための組織として昨年設立された。
 午前は、12題の一般発表と2題の海外特別発表が行われ、午後は、まず鴨井氏が「歯周病と糖尿病との関わり」と題した学会長講演を行った。鴨井氏は、歯周病の発生機序や歯周医学、歯周病からみた糖尿病の予防など、歯周病と糖尿病との相互関連について語った。
 引き続き、特別講演1では「寝たきり防止の『ミサイル栄養高たんぱく質スナックとレジスタンス運動』」と題し、鈴木正成氏(早稲田大学スポーツ科学学術院教授)が、特別講演2では「日常行動における『ウォーキング』の効用」と題し、宇佐美彰朗氏(東海大学体育学部教授)がそれぞれ講演した。
 最後に「『スポーツドリンク』の利用実態と期待する効能!」と題したパネルディスカッションが行われ、口腔分野と栄養・運動分野それぞれから興味深い意見交換がなされていた。