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トピックス


2007年7月15日

日本インプラント臨床研究会 第2回全員発表研修会

インプラント治療における日常臨床から最新トピックスまで

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 さる7月15(日)、16日(月)の2日間にわたり熱海ニューフジヤホテル(静岡県熱海市)にて、日本インプラント臨床研究会(井汲憲治会長、以下CISJ)の「第2回全員発表研修会」が開催された。
 CISJは毎年、夏に泊り込みの研修会を開催しているが、今年は昨年に引き続き、熱海で開催され、全員発表研修会と銘打って(社)日本口腔インプラント学会の専門医を目指す70名の会員によって、熱のこもったディスカッションが繰り広げられた。
 1日目は、「審美性の獲得」「インプラント周囲のソフトティッシュマネージメント」「抜歯後即時インプラント埋入」「即時および早期荷重」について約20名の会員が発表した。これらの項目については、夕食後のナイトセッションで活発なディスカッションが繰り広げられた。若い会員らが日頃の疑問を熟年の会員にぶつけ、それぞれの意見を交換し、互いに解決策を模索していた。
 2日目は、「インプラント治療における咬合支持の回復および再構築」「コンピュータガイドシステム」、「サイナスリフトおよびソケットリフト」「インプラントコンポーネント」「再生療法」「インプラントオーバーデンチャー」「インプラント補綴」「インプラント矯正」「偶発症」「リカバリーおよびメインテナンス」について約50名の会員が発表した。日常的に遭遇するインプラントについて、さらには世界のインプラント治療の潮流に則った最新の発表がなされた。
 本会は、会の信念としている「患者の信頼を得る真の実力を養うためには、自ら発表することが一番」にふさわしい発表が繰り広げられ、成功裏に幕を閉じた。