さる7月1日（日）、昭和大学歯科病院臨床講堂（東京都）にて、第18回歯科保健医療国際協力協議会総会および学術大会（深井穫博会長）が開催された。歯科保健医療国際協力協議会（以下、JAICOH）は1990年に設立され、口腔保健分野で国際協力活動を行っている個人や団体への連携ならびに情報交換などを行っている。
　会場では、神奈川歯科大学南東アジア支援団、特定非営利活動法人地球の保健室、ネパール歯科医療協力会、日本モンゴル文化経済交流協会、南太平洋医療隊の各代表者らがボランティア実施国での活動報告などを行った。
　また、JAICOHが人材育成のために小規模国際協力活動へ助成を行うシーズ・プロジェクトに採択された、神奈川歯科大学国際医療ボランティア研究会、東京歯科大学国際医療研究会、日本大学松戸歯学部国際保健部、北海道大学大学院歯学研究科（2006年度助成団体）の学生らも、それぞれの海外における活動報告を行った。
　会場には普段は独自に活動をつづけている各団体が一堂に集い、互いの近況について質疑応答や情報交換をする様子も見られ、大変有意義な場となっていることがうかがえた。