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2007年6月23日

第25回日本臨床歯周病学会年次大会開催

約1,100名が参加し大盛況

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 さる6月23日(土)、24日(日)の両日、名古屋国際会議場にて、第25回日本臨床歯周病学会年次大会(大口弘和理事長:愛知県開業)が歯科医師・歯科衛生士をはじめ約1,100名の参加のもと盛大に開催された。
 本会では、会員による9演題のケースプレゼンテーションの他、特別講演としてBurton Langer,D.M.D.,M.S.D.(米国)による「The Regeneration of Soft Tissue and Bone around Teeth and Implants(天然歯とインプラント周囲の軟組織と骨の再生)」が行われた。初日はおもに結合組織移植術を用いた根面被覆について、2日目はインプラント周囲の審美性をふまえた骨欠損への対応等について、多くのケースとともにテクニックが解説された。なお、講演を通じて、的確な診断のもとに、症例にあった最適な術式を選択することの重要性が示された。
 また、初日には「長期的メインテナンスのあり方」をテーマに歯科衛生士シンポジウムも開催され、有賀重則氏(東京都開業)による基調講演「チームワークによるメインテナンスケア」、安生朝子氏(藤橋歯科医院・歯科衛生士)による「メインテナンス業務を再考する」、本田貴子氏(インプラントセンター・九州・歯科衛生士)による「インプラント治療におけるメインテナンス」の3演題が発表された。
 その他、今回初の試みとしてランチョンセミナーと市民フォーラムも企画された。とくに「噛んで防ごう認知症」と題した市民フォーラムでは、150名を超える来場者があり、予想以上の盛況となったようである。