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トピックス


2007年5月27日

日本インプラント臨床研究会(CISJ)グローバル・インプラントセミナー

Dr. Leon Chenを招いて盛大に開催

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 さる5月27日(日)、「日本インプラント臨床研究会(CISJ)グローバル・インプラントセミナー」が、都市センターホテル(東京都)にて講師にDr. Leon Chen(ラスベガス開業)を招いて盛大に開催された。Dr. Leon ChenはDental Implant Institute(ラスベガス)の創設者であり、現CEOでもある。さらに、ハーバード大学、ノースウエスタン大学、ネバダ大学ラスベガス校の講師を歴任し、現在はペンシルバニア大学の客員講師を勤めている。
 今回の日本講演においては、主にHydraulic Sinus Condensing、Vertical Translation Technique、Immediate Placementの3つについて講演した。
 まず、Hydraulic Sinus Condensingについては、抜歯窩から水圧および空気圧において上顎洞粘膜を挙上する際のタービンの使用法を動画で解説した。この術式は、Lateral Window TechniqueやOsteotome Techniqueに比べ、患者への負担が少なく、術後の腫脹や疼痛を抑制できるということを述べた。
 また、Vertical Translation Techniqueについては、天然歯・インプラントを問わず、唇側の歯肉が退縮した場合、どのような切開線でどのような骨補填材料を使用し、露出した根面およびフィクスチャーを被覆するかについて解説した。
 さらに、Immediate Placementについては、複数の術式を折り混ぜながらも、短時間で手術を終了するテクニックを披露した。
 講演後は、聴衆から多くの質問が飛び交い、演者の注目の高さを実証していた。