2021年11月8日掲載

黒谷友香さん、間宮祥太朗さんが受賞

ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2021開催

ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2021開催
 さる11月8日(月)、丸ビルホール(東京都)およびオンラインのライブ配信において、ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2021授賞式(公益社団法人日本歯科医師会主催、以下、日歯、堀 憲郎会長、株式会社ロッテ協賛)が開催された。本賞は、8020運動の一環として、毎年11月8日の“いい歯の日”の前後に、もっとも笑顔が素敵な各界の文化人・著名人を対象に、「いい歯は毎日を元気にプロジェクト」実行委員会が選出し表彰するもの。28回目となる今回は、黒谷友香さん、間宮祥太朗さん(ともに俳優)が表彰された。

 主催者を代表し、堀 憲郎会長は挨拶の中で、「以前はう蝕の治療が歯科医師のおもな仕事であったが、現在う蝕は減少傾向にあり国民の口腔内が変化したため、これからの歯科医療には口腔機能の維持・向上が求められている。さまざまなエビデンスをもとに口腔の健康を増進し、健康寿命延伸に寄与していきたい」と述べた。

 引き続き、「いい歯は毎日を元気にプロジェクト」について柳川忠廣氏(日歯副会長)による本プロジェクトの趣旨と概要説明が行われた。氏は、歯周病が糖尿病や認知症などの全身疾患に関係していることを説明し、近年特に20代、30代の歯周病罹患者が増加していることに言及。「歯と口の健康についてどれくらい大切に考えられているか」という意識や関心の高さを問うものとして「デンタルIQ」(歯科治療に関する専門的な知識の高さではない)を紹介した。デンタルIQが高い人は、歯の定期健診を受けるなど口腔健康管理の実践度も高いという調査結果を供覧し、国民の口腔に対する向き合い方や関心を上げていきたいとした。

 その後のトークセッションでは、司会者からの「いい歯やいい笑顔を保つために普段から心がけていることは?」との質問に対して、黒谷さんは「3か月に1度、歯医者さんでチェックしてもらっています」と弾ける笑顔で答えた。間宮さんは「車にガムを置いています」と述べ、ドラマなどの撮影前には舌苔を取り除き口臭ケアをしているというエピソードを披露した。

 なお、昨年は、上白石萌音さん、溝端淳平さん(ともに俳優)が受賞している。

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