2022年10月19日掲載

大月基弘氏が歯周病をテーマに講演

科研製薬株式会社、プレス向けセミナーを開催

科研製薬株式会社、プレス向けセミナーを開催
 さる10月19日(水)、コモレ四谷タワーコンファレンス(東京都)において、11月8日の「いい歯の日」にちなんだプレス向けセミナー「生涯自分の歯で過ごすために知ろう!治そう!『歯周病』プレスセミナー」(科研製薬株式会社主催)が開催された。

 まず大月基弘氏(大阪府開業)が講演し、抜歯の原因第1位の歯周病は、35歳以上の罹患率は8割以上、世界の有病率は11.2%、7億4,300万人が罹患しているといわれると述べた。そのうえで国民皆歯科健診の導入が検討された背景や、糖尿病などへの影響があることから「歯周病」の予防・治療を意識すべき理由について解説した。また、家庭でできる歯周病の予防法としては、通常の歯ブラシ単独で取れるプラークは最高でも60%といわれているが、フロスや歯間ブラシを併用することで95%取れることから、これらを併用することが勧められると述べた。そして、2016年から販売が始まった「リグロス®」による歯周組織再生療法など、最新治療を紹介した。

 つぎに、大月氏とお笑いコンビ・三四郎(小宮浩信氏、相田周二氏)を交えたトークセッションが行われ、10年前に小宮氏の歯冠が欠けたエピソード話などで会場は盛り上がりをみせた。

 最後に、患者向けの歯周病解説サイト「歯周病を知る、治す情報サイト 歯周病治療ナビ」が公開されたことが発表された。

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