2022年10月22日掲載

3年ぶりとなる開催で歯科医療関係者13,830名が来場

東京デンタルショー2022開催

東京デンタルショー2022開催
 さる10月22日(土)、23日(日)の両日、東京ビッグサイト(東京都)において、東京デンタルショー2022(大東京歯科用品商協同組合、北関東歯科用品商協同組合主催/日本歯科商工協会特別協賛)が3年ぶりに開催され、「口腔から全身の健康を科学する~東京から発信!最新の歯科医療!!~」をテーマに174社が出展した。来場者数は2日間で13,830名(歯科医師3,996名、歯科技工士1,096名、歯科衛生士2,853名、歯科助手443名、歯科学生1,033名、商工業社2,590名、同伴者・その他1,819名)にのぼった。

 展示会場では、CAD/CAMや歯科用マイクロスコープ、CTなど、最新の歯科医療機器の展示や、歯科医療従事者を講師としたセミナーが行われた。そのほかにも、歯科医院で導入されているロボットのデモ走行やさまざまな白衣が見られるファッションショー、歯科医療従事者向けのメイクアップ・ヘアアレンジの無料体験コーナーなど、さまざまな企画が行われた。

 生涯研修セミナー会場では、2日間にわたり全24プログラムの講演が開講された。なかでも、株式会社モリタ主催のセミナーでは、「デジタルデバイスを活用(DX)するための歯科クリニックのシステムつくり」と題し、山羽 徹氏(大阪府開業)が登壇。患者データなどを一元管理し、効率的に運用するシステムを示しつつ、デジタルデータを効果的に用いた事例を紹介した。また、エンビスタジャパン株式会社(旧カボデンタルシステムズ株式会社)主催によるセミナーでは、「Direct Restorationを成功へ繋げるためのアイテムとは」と題し、青島徹児氏(埼玉県開業)が登壇。コンポットレジンを用いたダイレクトボンディングレストレーションについて解説しながら、印象材やラバーダムなどのアイテムを紹介した。

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