2022年11月2日掲載

徳倉 圭氏が「予防矯正® 収益化への医院進化! ~スタッフが活性化する医院発展へのマネジメントプロセス~」をテーマにWeb講演

クインテッセンス出版株式会社、第32回WEBINARを開催

クインテッセンス出版株式会社、第32回WEBINARを開催
 さる11月2日(水)、徳倉 圭氏(愛知県開業)によるWEBINAR#32「予防矯正® 収益化への医院進化! ~スタッフが活性化する医院発展へのマネジメントプロセス~」(クインテッセンス出版主催、北峯康充代表取締役社長)が開催された。本セミナーは、9月新刊『悪い歯ならびは予防できる! 予防矯正®のための口腔筋機能療法』の内容をベースに行われた。

 まず徳倉氏は、「『予防矯正』とは子どもたちの悪い歯並びや口腔習癖を予防・改善すること」と述べ、患者の年齢ごとに組んでいる概略を紹介。0~4歳前後では食育や、正しいと思える成長発育の支援を行う、5~6歳前後では口腔筋機能療法により習癖を除去する、7歳前後ではインビザラインファーストによる萌出スペースの確保と萌出誘導を行う、とプログラムを組んでいることを紹介した。

 そして「スタッフへの伝え方」「YESと言ってもらいやすくする7つのポイント」として、相手がやりたいことと一致することで誘うことなどを挙げ、相手が能動的に動きやすい内容で誘うことが大事と述べた。また、「成果を出し続ける強い組織をつくるための考え方」として、「予防矯正」の構築はビッグプロジェクトで院長案件となること、医院が壊れないためにする対策について解説。売り上げや利益の上昇について、プロジェクト開始前後でしっかりと数値を追っていくことが必要と述べた。

 最後に、スタッフが本書を能動的に使って歯科医院で「予防矯正」を実践できるようになるまでのロードマップを示し、「予防矯正」を導入することで、(1)小児患者数が上昇して利益率を急上昇させ、(2)女性スタッフが好きな小児関連プロジェクトに携わることができ、(3)雇用改善につながり、(4)インビザラインファーストの契約者増につながり、(5)売り上げ/利益率が上昇し、(6)雇用条件を引き上げられ、(7)追加投資によりさらに医院が発展し、(8)自律的組織へ成長する、とまとめた。

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