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2009年1月23日

日本歯科医学会第81回評議員会開催

次期会長、現職の江藤氏が僅差で再選

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 さる1月23日(金)、歯科医師会館にて日本歯科医学会第81回評議員会(江藤一洋会長)が開催された。 冒頭、江藤会長、大久保満男氏(日本歯科医師会会長)、大塚吉兵衛氏(第21回日本歯科医学会総会会頭)が挨拶を行った。引き続き、平成20年度日本歯科医学会会長賞授賞式が行われ、野首孝祠氏(阪大名誉教授)、奥田克爾氏(東歯大名誉教授)、大東道治氏(大歯大教授)、柬理十三雄氏(日歯大名誉教授)、細井紀雄氏(鶴見大名誉教授)、登利俊彦氏(兵庫県歯科医師会会員)の6名が表彰された。

 その後、第1号議案「認定分科会への登録に関する件」では日本顎変形症学会、日本スポーツ歯科医学会、日本顎顔面補綴学会、日本顎咬合学会、日本磁気歯科学会、日本小児口腔外科学会、日本顎顔面インプラント学会の日本歯科医学会認定分科会への登録が審議され、評議員の採決により承認された。さらに、第2号議案「日本歯科医学会規則の一部改正」、第3号議案「日本歯科医学会評議員選出基準の一部改正」、第4号議案「平成21年度日本歯科医学会事業計画」、第5号議案「平成21年度学会会計収支予算」が審議され、いずれの議案も確定、可決された。

 また、平成21年3月31日をもって満了となる役員の任期に向けた第6号議案「日本歯科医学会役員(学会会長)選挙」では、瀬戸晥一氏(鶴見大特命教授)、三谷英夫氏(東北大名誉教授)、江藤一洋氏(現職)の3氏が立候補し、投開票が行われた。開票の結果、瀬戸氏14票、三谷氏17票、江藤氏26票(投票数57票)の結果となり、有効票数の過半数に達していないため、上位2名の決選投票が行われた。その結果、三谷氏28票、江藤氏29票という僅差で江藤氏が再選を果たした。なお、次期会長の任期は平成21年4月1日より平成23年3月31日までとなる。