2023年1月30日掲載

立候補者の高橋、小林、柳川の3氏が政策をアピール

東京都歯科医師会、日歯会長予備選挙における立会演説会を開催

東京都歯科医師会、日歯会長予備選挙における立会演説会を開催
 さる1月30日(月)、歯科医師会館において、東京都歯科医師会(以下、東京都歯、井上恵司会長)による日本歯科医師会(以下、日歯)会長予備選挙における立会演説会が開催された。

 本会は、日歯会長予備選挙の立候補者である高橋英登氏(東京都開業、日本歯科医師連盟会長)、小林慶太氏(千葉県開業、元日歯常務理事)、柳川忠廣氏(静岡県開業、日歯副会長)の3氏が掲げる政策を東京都歯会員に広く周知することを目的に開催された。

 会場では井上会長による挨拶の後、東京都歯が事前に提示した共通の4つの質問事項、1)国民皆保険制度の堅持ならびに自由診療の扱いについて、2)歯科界の将来について、3)今後の国民皆歯科健診の方向性について、4)未入会対策――に沿って座長の中島孝至専務理事の進行のもと、3氏による演説が展開された。

 3氏ともそれぞれの政策をアピールするなか、国民皆歯科健診制度の方向性について、高橋氏は資料をもとに「国民皆歯科健診推進法案(仮称)」を議員立法で提出する案やモデル事業の実施・検証を挙げた。小林氏は健診結果のフィードバックを含めた受診システムを有効活用することで歯科医院の経営安定につながるとした。柳川氏は、2011年に制定された「歯科口腔保健の推進に関する法律(いわゆる歯科口腔保健法)」にふれながら、歯科健診でとどまるのではなく受療行動につながる実行法としての必要性を強調した。

 3氏の政策についてはそれぞれのオフィシャルサイトをご参照いただきたい。

高橋英登氏のオフィシャルサイト
https://takahashi-hideto.studio.site/
小林慶太氏のオフィシャルサイト
https://www.keitakobayashi.com/
柳川忠廣氏のオフィシャルサイト
https://kounannokai.com/

 なお、日歯会長予備選挙は634名の選挙人のもと、きたる2月3日(金)より郵送投票が開始され、14日(火)に投開票が行われる予定である。

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