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2009年3月26日

日歯、定例会見を開催

大久保会長、任期3年間の総括と有識者会合出席を報告

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 さる3月26日(木)、歯科医師会館にて日本歯科医師会(以下、日歯、大久保満男会長)による定例記者会見が開催された。

 席上、大久保会長は3年間の任期を振り返り、「外部の変化に対応するだけで精一杯という場面があったことは事実であるが、まったく対応できなかったわけではない。これは、ひとえに執行部をはじめ都道府県歯科医師会、代議員、各種委員も含めた総力戦で取り組んだ結果であろう」と日歯会員らを評価した。

 今後の制度改革への対応については、「国の政策として結論が出ているものはほとんどない。つぎの任期中には結論が出ると思うが、その間もしっかりと対応し続けていかなければならない」と述べ、「任期3年間の成果と反省すべき点は反省し、つぎの2年間で歯科界の未来を開くためのきっかけをつかみたい」と2期目に向けた意気込みを語った。

 また、さる3月21日(土)、総理大臣官邸にて「経済危機克服のための『有識者会合』」が開催され、大久保会長が「8020社会の実現とその経済効果」と題し、社会保障分野から今後の経済回復についてプレゼンテーションを行ったことが報告された。大久保会長は、咬合崩壊がもたらす身体的健康悪化の相対危険度や8020達成者の生活と行動に関するデータを供覧し、残存歯数が多い人ほど経済貢献度が増すことを概説した。

 なお、政府インターネットテレビhttp://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg2468.html にて同会合の模様が公開されている。