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2009年4月19日

第3回よい歯と食育大賞

中山秀征さん、浅尾美和さんが受賞

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 さる4月19日(日)、ANAインターコンチネンタルホテル東京にて第3回「よい歯と食育大賞」授賞式(特定非営利活動法人日本食育推進機構主催、江藤一洋理事長)が開催され、中山秀征さん(タレント)、浅尾美和さん(プロビーチバレーボール選手)がそれぞれ受賞した。

 本大賞は、2006年8月に発足した「よい歯と食育推進委員会」の活動を広く国民に啓蒙することを目的とし、日本歯科医師会、日本歯科医学会、日本栄養士会などの後援のもと、2007年より授賞式を開催している。なお、同委員会は2008年4月に特定非営利活動法人として組織変更されている。

 会場では江藤一洋理事長の挨拶にひきつづき、岸 朝子氏(食生活ジャーナリスト、日本歯科食育推進機構特別審査委員代表食生活特別アドバイザー)、橋本聖子氏(参議院議員、自民党食育調査会副会長、外務副大臣)がそれぞれ登壇。岸氏は、日本の伝統的な食べ方である「ご飯を一口食べ、おかずを一口食べ、味噌汁を一口飲む」ことを繰り返す「口中調味」が失われつつあるとし、食育のなかで「よく噛んで、味わって、飲みこむことが大切」と述べた。橋本氏は、7回にわたるオリンピック出場など、元スポーツ選手時代を回顧し、歯の大切さを強調した。また、自民党食育調査会副会長として「今回のような機会を通じて食育と歯の健康を広めてほしい」と今後の活動にエールを送った。

 授賞式後にはトークショーが行われ、中山さんは4児の父として「子どもができたことで食や歯に関して真剣に考えるようになった」と家族で食卓を囲む重要性や自然のなかでの食とのふれあいなど、自身の食育への取り組みを語った。浅尾さんは、「プロアスリートとして、食事や歯には気を付けているし、歯科医院で定期的にブラッシング指導を受けている」と述べ、「人よりも日焼けしていることで歯が目立っている」と笑顔を見せた。