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2008年10月19日

第61回九州歯科医学大会

デンタル・ルネサンス2008~変革、挑戦、九州からの提言~をテーマに盛大に開催

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 さる10月19日(日)、福岡国際会議場(福岡県)にて第61回九州歯科医学大会(秋山治夫大会長、福岡県歯科医師会会長)が盛 大に開催された。大会では開会式の後、各演者による3講演が行われた。以下に概略を示す。
講演1「若き歯科医師に伝えたいこと―長期経過症例が示す歯科医療の実像―」(細山 愃氏、新潟県歯科医師会会員) 細山氏は34年間の長期にわたりメインテナンスを行ってきたなかでの推移と、そのなかでどんな問題が生じ、それにどのような背景があり、どのように対応したかという点について、多くのスライドとともに詳細な解説を行った。会場の若手歯科医師からは体験したことのない長期症例を目の当たりにし勉強になったとの声が聞かれた。

講演2「幸福追求の歯科医療と社会保障としての歯科医療」(秋元秀俊氏、日本医学ジャーナリスト協会理事)
 秋元氏は諸外国の歯科医療制度と日本の現状を比較しながら、社会保障として守るべき歯科医療について、専門家が国民に対して強く訴えていくべきとした。

講演3「時代に即した歯科医療の変革を」(加藤武彦氏、神奈川県歯科医師会会員)
 加藤氏は自身が行った訪問診療の詳細を示した多くのビデオとともに、食べるところまでみる在宅診療の重要性を説いた。