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2009年4月26日

九州大学歯学部同窓会主催の平成21年度春季学術講演会が開催

「4-Dコンセプトインプラントセラピー」と題して船登氏、石川氏が講演

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 さる4月26日(日)、福岡県歯科医師会館において、九州大学歯学部同窓会(石井 潔会長)主催による平成21年度春季学術講演会が船登彰芳氏(石川県開業)、石川知弘氏(静岡県開業)を講師に迎え、「4-Dコンセプトインプラントセラピー~審美治療のためのティッシュマネジメントのテクニックとタイミング~」と題したテーマで、150名の参加者のもと開催された。

 本講演会では、座長に松下恭之氏(九大准教授)を迎え、午前の部では船登氏、午後の部では石川氏がそれぞれ講演。両氏が昨年秋に出版した『4-Dコンセプトインプラントセラピー』(クインテッセンス出版)の内容を中心に、船登氏は主に抜歯即時埋入の適応症と分類、歯槽堤保存について、石川氏はRoot submergence techniqueや歯槽堤増大について、多くの文献と自身の臨床例とともに、最新の知見を交えながら解説した。

 総合討論では参加者から多くの質問が寄せられ、充実したディスカッションが繰り広げられた。閉会の挨拶に立った同窓会副会長の水上哲也氏(福岡県開業)は、「本講演会を通して、処置の"タイミング"のみならず、何事においても"タイミング"が重要であることがわかった。若手歯科医師の先生は、勉強する"タイミング"を意識してほしい」と締めくくった。