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2009年5月13日

日歯連盟、第105回臨時評議員会を開催

次期参院比例代表選に候補者擁立を決定

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 さる5月13日(水)、歯科医師会館において、日本歯科医師連盟(以下、日歯連盟、堤 直文会長)による第105回臨時評議員会が開催された。

 冒頭の挨拶で堤 直文会長は、2010年夏に開催される参議院比例代表選挙に向け、「選挙は当選させなければ意味がない。そのためには日歯連盟が一丸となり、候補者が決定した場合は、大同小異で取り組まなければわれわれの道は開けない」と述べ、参院選にかける意気込みを熱く語った。

 会場では、「第1号議案 議長及び副議長の選出」「第2号議案 顧問の委嘱」など、上程された4議案のいずれも賛成多数で可決された。なかでも、本評議員会開催の主たる目的とされた「第4号議案 次期参議院比例代表選挙について」では、前執行部で擁立することができなかった候補者を早急に擁立することが決定し、選挙戦に臨むべく対応していくとした。今後のスケジュールは、今月中に候補者選考委員会を設置・開催、7月には再度臨時評議員会を開催し、候補者を決定するとのこと。

 なお堤執行部は、7月の臨時評議員会で候補者が決定しなければ選挙は行わない旨を明言している。前回の参院選では、医療界で唯一の職域代表である石井みどり氏(参議院議員)を国会に送り出した結果、診療報酬改定では0.42%のプラス改定を勝ち取っている。現在、議論されている口腔保健法(仮称)の実現化やレセプトオンライン義務化問題など諸問題の解決には、歯科界からもうひとりの職域代表を国会に送り出したい考えだ。