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2009年7月17日

日歯連盟、臨時記者会見を開催

次期参院選比例代表候補者選考、7月決定は事実上困難に

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 さる7月17日(金)、歯科医師会館において、日本歯科医師連盟(以下、日歯連盟、堤直文会長)による臨時記者会見が開催された。

 既報のとおり、日歯連盟の次期参院選比例代表候補者の選考についてはいまだ選定に至っていない。7月2日に開催された第5回選考委員会において、選考委員会規程の第8条第2項を適用し、会長の一任によって高嶺明彦氏(沖縄県歯科医師連盟推薦)を候補者として推すことが決定された。しかし、7月14日に開催された第6回選考委員会においても、規定である出席者の3分の2以上(18票)が得られず、ふたたび「該当者なし」という結果になっている。

 これらの結果を受け、堤会長より7月17日に開催された常任理事会後の会見で、選考委員会規程の第8条第2項を再度適用する(回数に制限なし)ことが常任理事会で決定し、再度選考委員会を開催することが報告された。しかし、当初7月末に予定されていた評議員会の開催も白紙の状態となり、候補者の選考方法も未定となった。

 なお、政局への不安が叫ばれるなか、7月21日にはついに衆議院が解散となった。きたる8月30日に行われる衆議院総選挙の投開票の結果しだいでは、次期参院選への影響も必至だろう。2007年に当選を果たした石井みどり氏(参議院議員)のように職域代表を国政の場に送り出すと一致団結すると思われた歯科界だが、状況はますます厳しくなってきた。