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2009年8月9日

日本臨床歯周病学会、第51回関東支部教育研修会が開催

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 さる8月9日(日)、鶴見大学会館(神奈川県)において、日本臨床歯周病学会第51回関東支部教育研修会(谷口威夫理事長、若林健史関東支部長)が開催され、歯科医師・歯科衛生士ら182名が参加した。

 午前は、小延裕之氏(東京都開業)の座長のもと、二階堂雅彦氏(東京都開業)による特別講演「歯周治療の長期的成功のために必要な知識」が行われた。歯周治療を志す者はScience(エビデンス)とArt(テクニック)の両輪をもつことが重要だと述べ、歯周治療の可能性について多くの文献レビュー、臨床ケースとともに解説した。

 午後は、吉野敏明氏(神奈川県開業)をコーディネーターに「インプラント周囲炎」と題したシンポジウムが行われた。各講演の演題・演者は以下のとおり。
「天然歯とインプラントの共存を目指すためには?」(篠崎 稔氏、東京都開業)
「インプラント周囲炎とは」(吉野宏幸氏、埼玉県開業)
「インプラント周囲炎を予防するために今、私が思うこと…」(依田 泰氏、東京都開業)

 いずれの講演もインプラント周囲炎とそれに対するアプローチについて現在の知見が述べられた。講演後には、二階堂氏も交えてパネルディスカッションが行われ、白熱した議論が繰り広げられた。