Quint Dental Gate 歯科のコミュニケーションサイト

文字サイズ
標準
特大

トピックス


2009年8月26日

平成21年度スチューデント・クリニシャン・リサーチ・プログラム 日本代表選抜大会開催

ログインされますと、関連書籍が表示されます。
会員でない方はこちら
(※関連書籍がないトピックスは表示されません)

 さる8月26日(水)、歯科医師会館において、平成21年度(第15回)日本歯科医師会/デンツプライ スチューデント・クリニシャン・リサーチ・プログラム日本代表選抜大会が開催された。本大会は、歯科学生みずから研究テーマを設定し、その内容や調査結果を競うもの。歯科界の発展を担う研究者・教育者・開業医の国際的な輩出を目的とし、各国歯科医師会主催、デンツプライ社後援のもと世界35か国で開催されている。

 本年度は全国から22校が参加し、当日午前より審査会場にて各大学を代表する学生が英語によるテーブルクリニックを行った。その後、審査が行われ、その結果が表彰式にて発表された。

 審査結果は以下のとおり。
優勝:「撤去容易な熱膨張性矯正用ブラケット接着材の開発」梶 佳織さん(日大歯学部5年生)
第2位:「コスメティックアドバイスにおける肌の色診断システムの口腔粘膜疾患診断への応用」高木愛子さん(東歯大5年生)
第3位:「Terpinen-4-ol配合殺菌性根管充填用シーラーの開発」青木美空さん(北海道医療大歯学部5年生)

 優勝した梶さんは「すばらしい研究発表の中から選ばれてたいへん光栄です。日本代表として恥じない発表をしたいです」と受賞の喜びを語った。梶さんのファカルティアドバイザーである清水典佳氏(日大歯学部教授)は、「若い時期から研究を志すのはすばらしいこと。将来はぜひ日本の歯科界を導く存在になってほしい」と述べた。

 日本代表となった梶さんは、本年10月1日より米国ホノルルで開催されるアメリカ歯科医師会(ADA)年次大会に参加し、世界各国の代表とともに発表を行う予定である。