さる10月3日（土）、東京ディズニーランドホテル（千葉県）において、野口歯科医学研究所株式会社（栃木県、野口宗則代表取締役社長）主催によるパーフェクトペリオワールドクラス第1回学術大会（田上順次大会長、医歯大教授）が開催され、約200名が集まった。

　パーフェクトペリオとは、野口歯科医学研究所が2005年に開発した、白血球と同じ殺菌成分であるHClO（次亜塩素酸）とバイオフィルムの破壊効果のあるNaHCO3（炭酸水素ナトリウム）が含まれた口腔機能水。虫歯菌や歯周病菌の周囲にあるバイオフィルムを破壊し、細菌を破裂させ溶菌するという。

　当日は、午前にパーフェクトぺリオのユーザー6名による臨床報告が行われ、それぞれがその有効性や使用時のポイントを解説。午後は田上大会長の挨拶に始まり、花田信弘氏（鶴見大教授）ら大学研究者の講演がつづいた。花田氏は講演のなかで、「今までの歯科医師の使命は咀嚼機能の育成・維持・回復であったが、新たに人体の細菌叢の維持・管理ができるようになった意義は大きい」と語った。