Quint Dental Gate 歯科のコミュニケーションサイト

文字サイズ
標準
特大

トピックス


2009年10月22日

日歯、定例会見を開催

大久保会長、小沢民主党幹事長との会談についてコメント

ログインされますと、関連書籍が表示されます。
会員でない方はこちら
(※関連書籍がないトピックスは表示されません)

 さる10月22日(木)、歯科医師会館において、日本歯科医師会(以下、日歯、大久保満男会長)による定例記者会見が開催された。

 冒頭、近藤勝洪副会長は厚労省からさる10月9日(金)に発表された「レセプトオンライン請求に関する省令改正及び告示(案)について」に触れ、「民主党政権になってレセプトオンラインに関する民主党と三師会の話し合いの場は行われていない」と述べた。日歯としては、民主党政権によって完全義務化から原則化という政策の変化に期待を込めていたようだが、今回提出された例外措置は、免除規定(歯科医療機関のレセプト2,000件、65歳以上の高齢者など)は盛り込まれたものの、従来自民党と協議していた内容とほぼ同様ものであった。また、「原則オンライン化するという方針を維持する」という文言に対しては「民主党が考えていた原則化なのかは疑問である」とし、今後も完全義務化の撤廃と手挙げ方式を主張していく姿勢を示した。

 引き続き大久保会長が挨拶し、民主党との関係については与党との政策協議を続けていくことを強調。また一般紙で日歯と民主党の関係が報道されるなか、さる10月7日(水)に堤 直文氏(日本歯科医師連盟会長)とともに小沢一郎氏(民主党幹事長)との会談が行われたことについて、「会談のほとんどは歯科医療の現状と重要性についての説明に費やした。小沢氏は歯科医療についてよく勉強されており、物事を論理的に把握できる方だ」と評価した。