さる11月7日（土）、8日（日）の両日、東京ビッグサイト（東京都）において、東京デンタルショー2009（大東京歯科用品商協同組合、北関東歯科用品商協同組合主催／（社）日本歯科商工協会共催）が開催された。今年は「口腔から全身の健康を科学する」をテーマに、過去最大規模となる展示スペースに205社が出展し、来場者数は2日間で前回の2007年をさらに上回る18,467名にのぼった。

　展示会場が過去最大規模（17,760m2）となったこともあり、前回以上に準備に力を入れている出展企業が多く見られた。なかでも参加者の関心度の高さがうかがえた歯科用X線CT装置、CAD/CAM、レセプトオンライン対応システムなどの展示ブースでは、説明員に操作方法や製品内容を積極的に質問する姿も多く見られた。

　また、各出展業者による生涯研修セミナー24題も訪問歯科、インプラント治療、歯周治療、予防歯科、経営など多岐にわたるテーマで行われ、こちらも盛況となっていた。

　さらに、7日（土）の別会場では、東京都歯科医師会主催（浅野紀元会長）による平成21年度都民向け講演会「知っておきたいお口の話　食べる楽しみ、いつまでも～若さを保てる口腔ケア～」も同時開催され、多くの来場者で賑わいを見せていた。