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2009年12月12日

第13回日本顎顔面インプラント学会総会・学術大会

「インプラント治療の評価」をテーマに盛大に開催

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 さる12月12(土)、13日(日)、アバンセ(佐賀県)において、第13回日本顎顔面インプラント学会総会・学術大会(後藤昌昭大会長、瀬戸晥一理事長)が、約450名以上の参加者を集め盛大に開催された。

 1日目のシンポジウム1「インプラント治療の現状と未来」では、松浦正朗氏(福岡歯科大学・教授)、Wang Hui Ming(中国・浙江大学)、Jun-Woo Park氏(韓国・翰林大学校)、Chang Yang Ming氏(台湾・Chang Gung Memorial Hospital)が登壇し、各国のインプラント治療の現状をおよび将来展望について講演・ディスカッション行った。また、特別講演では、Dennis Rohner氏(スイス・Hirslanden Medical Center)が「The reconstruction of maxillofacial defect using prefabricated fibular flaps」と題した講演を行い、顎顔面インプラント治療において腓骨を移植して顎堤再建を行う術式を紹介した。

 2日目のシンポジウム2「インプラント治療の評価」では、小野高裕氏(阪大准教授)がインプラント治療を含めた欠損補綴治療後の機能評価について、細川隆司氏(九歯大教授)がインプラント治療の患者満足度評価について、大慈弥裕之氏(福岡大教授)がインプラント治療を目的とした顎骨再建のための血管柄付骨移植のドナー評価についてそれぞれ講演を行った。

 また、本大会とともに、International Bone Research Association-Japan(IBRA-Japan)サイエンティフィックセミナー、第8回アジア環太平洋インプラント学術集会が併載され、それぞれ盛況を博した。

 なお、次回第14回日本顎顔面インプラント学会総会・学術大会は嶋田 淳次期大会長のもと、2010年12月4、5日に明海大学浦安キャンパス(千葉県)にて「Evidence Based Implantology」をテーマに開催される予定である。