2010年3月21日掲載

インプラント体の表面性状とイミディエートローディングをテーマに

<font color='green'><b>Osseo Skarp Institute Study Club 第6回 Conference開催</b></font>

<font color='green'><b>Osseo Skarp Institute Study Club 第6回 Conference開催</b></font>
 さる3月21日(日)、東京ミッドタウンにおいて、Osseo Skarp Institute (以下、OSI)Study Club第6回Conferenceが開催された。OSI Study Clubとは、スウェーデン在住のDr. Lars Kristersonを最高顧問とし、OSIの研修でトレーニングをつんだ歯科医師を主体として構成される勉強会。  第6回となる今回は、特別講演の演者としてLyndon F. Cooper氏(ノースカロライナ大歯学部補綴講座教授)が招聘され、「(1)Surface technology in dental implant therapy」「(2)Immediate loading of dental implants-A key role for Prosthodontics in Lasting Implant Success」の2つのテーマを、午前・午後にわたって講演。 (1)は、ナノ構造の表面性状をもつアストラテックインプラントのインプラント体「OsseoSpeed」を解説したもの。とくにイミディエートローディングなど、チャレンジングな症例における本インプラント体の優位性を述べた。(2)では、イミディエートローディングにおける単独歯欠損(前歯部)、多数歯欠損、無歯顎欠損、それぞれの基礎的事項について、症例を基に解説した。  その後、米須敦子氏(沖縄県開業)、川崎宏一郎氏(長野県開業)、墨 尚氏(愛知県開業)、福地淳二氏(京都府開業)による会員発表が行われ、寺西邦彦氏(東京都開業)、伊藤雄策氏(大阪府開業)らを交え、活発なディスカッションが行われた。

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